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2009年2月23日 (月)

世界天文年な一日

2月21日(土曜)

09022206_2 ガリレオ・ガリレイが、うわさの「望遠鏡というもの」を苦心して作り、それで宇宙を眺めたのは、1609年末・・・。今から見ればおもちゃのような口径4センチメートルの望遠鏡で見たものは、驚きに次ぐ驚きでした。

水晶の球といわれていた月には、円いクレーターがいっぱいでした。地球と同じような天体だったのです。不思議な「天の大河」だった天の川は、無数の星の集まりでした。木星には4つも月が回っていました。科学の歴史で最大の発見をしたガリレオの驚きと興奮は、彼がすぐに書き上げた『星界の報告』で、ありありと読むことができます。

それから400年、今年は「世界天文年」。
世界天文年ホームページ」より


冬の間だけ見える星、カノープスって知ってますか?
全天で二番目に明るい星です。一番はシリウスで、そこから南側へ、ずぅ~っと下の水平線のあたりに輝く星がカノープスです。南天の星なので日本でも福島県より北では見えなくなる。ここ大阪でも条件がよくないと見れない星なのですよ。
見たいんですよね、この星が・・・
カノープスを見ると縁起が良いとされ、一目見れば寿命がのびると言われてます。
見たくなったでしょ?ww
しかし探せど・・・どこだ?わからん。

思い立ってプラネタリウムへ行くことに。
大阪市立科学館へとやってきました。
プラネタリウム大人気です!こんなに星好きがいるとは!?w
ここは大阪でいちばん大きなプラネタリウムですが、14時の部は300席が満席状態。
090222203
座り心地の良いリクライニングシートに寝転がりドームの天井を眺めていると・・・やがて大阪の中心部にいる自分。空は夕暮から夜へとかわり、満点の星が輝きだします。
もうスゲーです!キレイです!感動です!こ、これが現代のプラネタリウムなのか!
まさに自由自在に空を飛んで星を眺めているような錯覚に陥ります。
学芸員さんが楽しく宇宙(そら)と星を解説してくれます。
そしてカノープスについても解説してくれました。プラネタリウムだからご利益も半分かも・・・ww
やがて朝になり星空も終わります・・・
なんとなく寂しく感じ、星が好きになっている瞬間です。

このあと、続けて「銀河鉄道の夜」の上映を見た。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読んだことありますか?
とても幻想的な・・・絵本のような・・・きれいな映像。
宮沢賢治にはこう見えていたのか・・・宇宙(そら)が・・・

夕方いちばん最初に輝く星の名前を知っていますか?
空の星座をいくつ知っていますか?
星座の物語を知っていますか?
世界天文年の今年、プラネタリウムおすすめです。
そして本物の星空を眺めよう。

今年の星空
ルーリン彗星(2月末)
皆既日食(7月22日)
土星の輪が消える(8月11日と9月4日)


この日のお昼は肥後橋のレトロなビルにある「里山カフェ」。
090222204
有機野菜に玄米ごはん。
あぁ~からだが浄化されるような。w

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コメント

プラネタリウムいいですねぇ
ウチも小学生の頃肥後橋に移転する前に見に行ってから見て無いです
去年東京でも見逃したし…

星座の物語はオリオンはさそりが苦手でさそり座が空に出てくる頃ちょうどオリオン座が逃げるように空から姿を消すってのを
子供の頃聞いてそのまま覚えてますよ
てかこれで合ってたかなぁ

ウチの目が良いのは昔から夜空を見上げるのが好きやったからかも

投稿: リコ | 2009年2月23日 (月) 16時45分

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