ひさびさ冬型
3月29日 土曜日
派手にコケた。
跳ね転がっているあいだ天地がわからず。
何度か雪面に顔面を叩きつけられ止まった。
顔面がヒリヒリ。
白い雪に赤いものがポトポト落ちる。
自慢じゃないが高い鼻を自分で見ることができる。
鼻が切れて出血している様子。
久々の冬型気圧配置の週末。
日本海側は雨または雪の予報。
白馬のゲレンデでは新雪が積もっている。
しかし白馬まで行くのは億劫なので少し近場。
しかし標高の高いところじゃないと雨だろう。
車を北陸道へと走らせ、いつものゲレンデへ向かうことにする。
つい先日まで20℃を超える気温だったため、早々とスタットレスタイヤを夏タイヤへと履き替えていた。
この先ちょっと不安。
小矢部川S.Aでは本降りの雨である。
I.C降りてすぐにあるガストでモーニング。雨が止みそうな気配。
ゲレンデまでの峠に雪があるんじゃないかとビビリながら走るも、問題なくゲレンデまで到着できた。
案の定、駐車場はガラガラ、8時の時点で車は3~4台。
でも雪降ってます!
ゲレンデ上部は真っ白な雲の中。
その雲の中へリフトで向かう。
TOPから一本目を滑り出す。
誰もいない・・・
現在滑っているのはゲレンデ全体で10人ほどだろう。
最後の新雪だろうこの日に貸切状態である。w
雪は重いパウダー。なかなかの量が積もっている。
先日の高鷲からしたら天国!が、しかし問題が・・・
上部はほぼホワイトアウトなのであります・・・
視界がまったくきかない状態。
手探りでBコースへ入るも途中で天地左右、後ろ前の感覚が麻痺してくる。
頭がぐるぐるまわり気持ち悪い。
気がつけばBコースの下部まで下りた様子。
しかしそこから先のコースもリフト乗り場さえも見えない。
Bコースはあきらめて尾根コースをまわす。
視界が良くなるのはゲレンデ中間部より下である。
かなりいい感じの端パウと否圧雪エリア。
尾根コースの最下部手前を直下って、その先の否圧雪エリアへ猛スピードで飛び込む。
否圧雪エリアの斜度がないためこのスピードでないと抜けれないのであるが、これがとても気持ちいい!
映画白銀のシーズンで川を渡るシーンがあったが、そんな感じかな。
否圧雪エリアへ入るところにギャップがありこれを上手くいなし、後ろ加重で重い深雪を突き抜ける。
しかし、日記冒頭の事件はここで起きます。
昼から上部の視界が多少良くなったのでBをまわして遊ぶ。
雪は重くなったが人が少ないのでまだまだオイシイところが無数に。w
つづいて尾根コースへ。
コース終盤、直カリから否圧雪エリアへ。
ギャップを上手く越えて板が着地した瞬間・・・
昼からさらに重くなった雪に掴まります。
まずは顔面から雪面にワンタッチ、そして空中へ投げ出されます。
スピードが出ているのでかなりの飛距離がでているもよう。
本人はすでに天地がわからず、“次の着地は痛くないところからお願いします。”なんて考えてます。w
もう何が何だかわかりません。
バイクのコーナリング中にハイサイドで吹っ飛んだ感じに近い。
帽子は飛び、ゴーグルも飛んでいった。
やっとこさ止まると、ザラメ雪で擦った顔面がヒリヒリする。
鼻の頭が切れているのが自分の目で見える。
ふと下を見ると雪に血がぽたぽたと落ちる。
何を思ったかとっさに雪を拾い鼻にあてがう。
その雪に血が滲みイチゴのカキ氷のできあがり。
どうやらゴーグルで切ったようだ。
パトロールの医務室で消毒をしてもらい流血は止まる。
鼻以外もゴーグルのフレームにそってオデコにも切り傷が・・・
よほど強く雪面に押し付けられたか。
傷は思ったほど深くはなかったので、ラスト一本滑ることに。w
今シーズンは3回ここに来ましたがこれで最後。
最後の最後で怪我したのだから言うことなし!!w
また来年、深雪を楽しみにしてます。
そば祭りもね。w
そうそう、今回センターハウス内の蕎麦屋が営業してなかった・・・残念。
夜は金沢へくりだす。
駅前フォーラスにて晩御飯はもりもり寿司。
ムラスポがあったのでぶらぶらと・・・
ロンスリが特価であるじゃないか!!
ボディグローブ買っちゃいました。w
もう気分は波乗りへ。w
フォーラスにきている人達はみんなオシャレにきめててまいりました。
おまけ動画でお楽しみください。音楽つけてみた。↓
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