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2006年7月21日 (金)

はじめての富士山・その4

いよいよ山頂アタック。
ガイドの欽ちゃんから行程と注意事項の説明がある。
5時に頂上売店小屋の東京屋に集合である!
すなわち頂上まではいい意味で自由、そして自己責任。
その時間に集合場所までたどり着けなかった人は、各自で五合目まで下山です。

あれだけの団体がいっぺんにスタートするわけですから、もちろん渋滞です。
ちょっと進んでは停滞の繰り返し、自分のペースでは登らせてもらえない。
そんなペースなもんで身体があまり燃焼せずに寒い。

みんなが空を見上げてスゴイと言っている、私も見上げるがヘッドランプの灯りで空が白く見えるだけ。
ライトを消して見上げると星である、凄い数、そして近い。
みんなは流れ星を見たようなんだが、私は見ることが出来なかった。
足場の悪い岩場で強烈な風にあおられたりと、やはり標高の高い山にいるんだと再認識。
しかし寒い、手がかじかみ、身体が冷え切ってきた。

だんだんと空が白くなり夜明けが近ずく。
一面に雲海の絨毯が見える。
雲の上を歩けるのでは?と思わせるぐらいキレイ。

雲海のはるか先が赤というかオレンヂ色に染まりだす。
人の列はまだ渋滞で頂上はまだ先、日の出までに頂上に着けるのか?

九.五合目あたりから、ご来光を見るために登るのを止めて座りこむ人がたくさんでてくる。
すると渋滞がなくなりスムースに動き出す。これなら間に合うぞ。
しかし、そのとき頂上にはガスが掛かりはじめていたのだ。

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体力ではなく、心肺機能的、精神的に疲れた身体に気合いを入れ頂上に到着!
ガイドの欽ちゃんが出迎えてくれる。

Ca330065_1_1
もうご来光の時間なのだが・・・・ガスで見えな〜い!

感動する材料を失った身体に寒さが追い打ちをかける。
何か温かい物をと売店小屋へ。
どこもいっぱいで、しかも食べようと思っていたおしるこ(ぜんざい)が出来ませんと。
しかたなく他の店で売っていた温かい缶のおしるこを500円出して買う。
Photo_59
う、う、うま〜い!高いからそう思うのかもだが、なんとか生き返る。

集合時間になって雨が降り出しレインウェア装着。

〜junGON〜

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八合目に残ったコウ&マイが撮影したご来光です。バッチリ見えてるよ!泣
ご来光時、頂上に雲がかかりだし、あ〜あ!と思っていたらしい。

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コメント

登頂おめでとうございます。
吉田側は本八合とか元八号とかあって良く分かりません。八合から本格的に高山病が出ますね。本人にしかわから無い辛さです。
と、言いながら軽い頭痛しか体験は無いのですが・・・。

投稿: HOKUTEN | 2006年7月21日 (金) 02時02分

まぁ~きれいなご来光!(*^_^*) (←自分で言うなってf^_^;)
登頂した人をホントに尊敬するわ!しんどかったもん・・・
富士山は・・・もういいです・・・(-.-;)

投稿: こう☆まい | 2006年7月21日 (金) 13時44分

HOKUTENさん>
富士山の登山はひと味違いますよね。
吉田側からだと小屋というか売店がたくさんあったりで、夜中に明るい小屋の集落に着くと不思議な世界に入り込んだみたいです。
高山病は私も頭痛程度なんですが、本格的になるとかなりつらそうですね。

こう☆まい>
君達は登頂できるまでチャレンジしなさいよ!
それでこそ山屋です。w

投稿: junGON | 2006年7月21日 (金) 18時08分

お疲れ様でした
山頂に登った人にはきっとご来光よりも良いものが見えたはずです。

投稿: TOM | 2006年7月21日 (金) 23時52分

良いこと言ってくれるね〜TOMさんは。泣
ありがとう

投稿: junGON | 2006年7月22日 (土) 10時54分

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